生殖医療 用語集

あ行

アシステッドリプロダクション(ART:Assisted Reproductive Technology)

体外受精、顕微授精、胚凍結・融解など、医療技術を用いて妊娠をサポートする生殖補助医療の総称。

アンメット・メディカル・ニーズ

まだ十分な治療選択肢が存在しない医療上のニーズ。当社は生殖医療領域での技術開発を通じて貢献する。

インキュベーター

胚培養に使用する温度・CO₂・O₂を一定に保つ装置。安定した環境が胚の発育に重要。

か行

ガラス化凍結(Vitrification)

高濃度の凍結保護剤と急速冷却を用いた凍結保存法。氷晶形成を抑え細胞ダメージを最小限にする。

培養(Culture)

受精卵の発育をサポートする工程。専用の培養液・インキュベーター・器具が重要。

凍結融解(Cryopreservation & Warming)

ガラス化凍結した胚・卵子・精子を融解し治療に用いる工程。

さ行

採卵(Oocyte Retrieval)

卵巣から卵子を回収する医療手技。当社の採卵針などの専用器具が使用される。

顕微授精(ICSI:Intracytoplasmic Sperm Injection)

精子を卵子へ直接注入する方法。専用ピペットの精度が治療成績に直結。

胚(Embryo)

受精後の細胞塊。初期胚から胚盤胞へ発育していく。

た行

トレーサビリティ

生殖医療製品の製造から供給までの履歴管理。当社の品質保証における重要概念。

バリデーション

製造工程や作業が再現性をもって正しく行われていることを確認する作業。

は行

胚移植(Embryo Transfer)

子宮内に胚を戻す工程。当社の移植カテーテルが用いられる。

胚盤胞(Blastocyst)

受精後5〜6日に形成される胚の形態。移植成績向上に寄与。

品質管理(Quality Control)

ロット間のばらつきを最小化し、生殖医療製品の再現性・安全性を保証する当社の重要業務。

ま行

マイクロツール

ICSIや細胞操作に用いる微細加工ツール。当社の得意分野。

メディア(培養液/凍結液)

胚の発育環境や凍結・融解の結果に直結する重要な製品。

や行

融解(Warming)

凍結保存した胚・卵子・精子を融解し治療に用いる工程。

ら行

ラボ環境

温度・湿度・空調・VOC管理など、胚培養に影響する環境条件。

凍結保護剤(Cryoprotectant)

細胞を凍結時のダメージから守る化学物質。ガラス化凍結の重要要素。

株式会社 北里コーポレーションは、ISOを推進しながら、
各国の法令を順守した事業活動を継続し、現地での医療技術発展に貢献してまいります。

  • MD 548540 / ISO 13485

    MD 548540 / ISO 13485

  • FM 597440 / ISO 9001

    FM 597440 / ISO 9001

    理学機器の製造

  • FM 597440 / ISO 9001

    EMS 745661 / ISO 14001

    ※不妊治療用関連機器の
    製造における管理部門業務