研究開発体制

研究開発体制

北里コーポレーションは、生殖医療分野の課題解決に向けて、採卵から胚移植までのすべての工程を支える製品を自社で開発しています。培養液・凍結保存技術・カテーテルなど、治療の要となる要素技術を強化し、医療現場のニーズに応える安全かつ高品質な製品の創出を進めています。

国内の本社工場（静岡）および東京オフィスを中心に、研究開発・製造・品質保証が連携し、迅速な試作・改良・量産化を可能にする体制を整えています。また、国内外の医療機関・大学との共同研究を積極的に行い、臨床現場で本当に求められる製品づくりに取り組んでいます。

研究開発の重点領域

• 卵子・胚の凍結保存技術の高度化
• 高視認性・操作性に優れたカテーテル開発
• 安全性と再現性を追求した培養液・試薬の改良
• 顕微授精（ICSI）向け製品の改良・新規技術開発
• 最新技術と臨床ニーズを融合し、より高い妊娠率と医療現場の効率化に貢献する製品を開発しています。

医療機関との共同研究

国内外の主要クリニック・大学病院と連携し、製品評価や改良を継続的に実施しています。

医師・胚培養士との意見交換を通じて、治療技術の進歩に対応した製品開発を加速しています。

製造・品質保証との一体型体制

研究開発・製造・品質保証が密に連携し、

• 迅速な試作
• 改良のスピードアップ
• 製品品質の担保

を実現しています。

Made in Japan の技術力を活かし、1 本単位のカスタム対応が可能な製品も数多く提供しています。

グローバル展開を見据えた研究開発

当社製品は 世界約110カ国 で使用されており、

海外規制（FDA・CE・CFDA など）に対応した開発を強化しています。

世界の不妊治療市場の技術動向を踏まえ、国際基準に適合した製品を継続的に創出していきます。