基盤技術

北里コーポレーションは、創業以来培ってきた技術力と「より良い医療を届けたい」という強い想いを基盤に、不妊治療の全工程を支える製品開発に取り組んでいます。

採卵、受精、培養、凍結保存、移植まで、生殖医療に欠かせない技術を幅広く自社で保有し、医療従事者の皆さまに安心してお使いいただける製品を生み出し続けています。

生殖医療を支えるコア技術

1. 凍結保存技術

当社は、卵子・胚の凍結保存技術において世界的な評価を得ています。

超急速ガラス化技術を応用した凍結液、融解液、保存デバイス(Cryotop など)は、

高い生存率と再現性 を実現し、多くの国・地域で使用されています。

この分野は当社を象徴する技術領域であり、今後も新たな保存方法や操作性向上に向けた研究開発を強化していきます。

2. カテーテル・採卵針などの医療機器技術

ETカテーテル、IUIカテーテル、採卵針など、

臨床現場で求められる 精度・柔軟性・視認性 を追求し、

1本ずつ手作業による微細な調整を行うことで品質を高めています。

数mm〜数μm単位のカスタム対応 が可能な当社の技術力は、

世界中の医療機関から高い評価を得ています。

3. 培養液・試薬の開発技術

卵子・精子・胚の培養に求められる安定性と安全性を重視し、

凍結液・培養液・精子調整試薬など、治療工程に必須の製品を自社で開発。

不妊治療に特化した深い知識と研究データに基づき、

より高い妊娠率に貢献する試薬づくり を推進しています。

共同研究 × 現場の知見

国内外の医療機関・大学と連携し、製品の改良や新技術の開発を継続。

世界110カ国に広がるネットワークから得られる知見を研究に反映し、

臨床現場の課題を解決する“実用性の高い技術”を形にしています。

オープンイノベーションの推進

基盤技術を高めるため、外部企業・研究機関との連携も積極的に推進。

新素材、AI、生殖細胞工学などの先端領域を取り入れながら、

次世代の生殖医療技術の創出 を目指します。

独自技術 × Made in Japan の品質

当社の製品は静岡本社工場および東京オフィスで製造し、

厳しい品質管理基準のもと検査を徹底。

「北里に行けば必ずある」「必要なら作ってくれる」という信頼を支える技術力は、

当社の揺るぎない強みです。

株式会社 北里コーポレーションは、ISOを推進しながら、
各国の法令を順守した事業活動を継続し、現地での医療技術発展に貢献してまいります。

  • MD 548540 / ISO 13485

    MD 548540 / ISO 13485

  • FM 597440 / ISO 9001

    FM 597440 / ISO 9001

    理学機器の製造

  • FM 597440 / ISO 9001

    EMS 745661 / ISO 14001

    ※不妊治療用関連機器の
    製造における管理部門業務