労務慣行

 基本的な考え方

北里コーポレーションは、生殖医療に携わる企業として、社員一人ひとりが安心して働き、自身の能力を最大限に発揮できる環境づくりを重視しています。

少子高齢化が進む社会において、持続的な成長には性別・年齢・国籍に関係なく多様な人材が活躍できる職場の構築が不可欠です。

当社は「未来のいのちを支えるのは、社員一人ひとりの力である」という信念のもと、

多様な人材が成長し活躍できる労務慣行を推進しています。

働き方の最適化と労働時間管理

生殖医療機器の製造・研究・営業など専門性の高い業務が多い当社では、生産性と働きやすさの両立を図るため、働き方改革を継続的に進めています。

  • フレックスタイム制度の導入(職種に応じた柔軟な働き方)
  • オンとオフを明確にし、超過勤務の抑制を強化
  • 所定外労働時間が一定時間を超える社員への産業医指導

長時間労働は心身の健康に影響を及ぼす可能性があるため、

当社は「労働時間の見える化」「適正な業務配分」などにより、過重労働の防止に取り組んでいます。

過重労働防止に向けた取り組み

  • 業務の見直し・削減、デジタルツールによる効率化
  • 長時間労働が発生しやすい部署へのヒアリングと改善支援
  • 労働時間管理についての研修実施(毎年)
  • 経営層からのトップメッセージによる啓発

賃金に関する取り組み

北里コーポレーションでは、賃金に関する法令遵守を徹底し、

最低賃金を下回らないことを確認したうえで賃金を決定しています。

  • 賃金支給時・最低賃金改定時の適正確認
  • 法令や社内規範に基づく公平な給与体系の運用

労使コミュニケーション

経営層と社員が互いに意見を交わし理解を深めることを重視しています。

  • 労使協議会(四半期開催)
  • 経営層への質疑・意見提示の機会を定期的に確保
  • 透明性の高い対話の促進

海外拠点での労務慣行

海外子会社(例:米国・中国など)では現地採用を積極的に進め、

地域に根ざした雇用を創出しています。

現地従業員の比率が駐在員を上回る体制を維持し、現地文化を尊重した運営を行っています。

ライフワークバランスの推進

社員一人ひとりがイキイキと働き、その能力を最大限発揮できるよう、

ライフワークバランスを重視した制度や環境整備を進めています。

エンゲージメント制度

結婚・転居などのライフイベントを理由とした退職者が再度活躍できるよう、

再雇用制度を拡充。本人の希望だけでなく、会社からの依頼による再就労も可能とし、経験を活かしたキャリア継続を支援。

 労働基準の遵守

  • 労働基準法および関連法令を厳格に遵守
  • 違反事例ゼロの維持
  • 安全で健全な労働環境の保証

北里コーポレーションは、生殖医療を支える企業として、

社員が安心して働ける環境を整え、能力を最大限発揮できる労務慣行の構築を続けていきます。

人を尊重し、多様性を受け入れ、健全で持続可能な組織づくりを通じて、

未来のいのちに貢献してまいります。

株式会社 北里コーポレーションは、ISOを推進しながら、
各国の法令を順守した事業活動を継続し、現地での医療技術発展に貢献してまいります。

  • MD 548540 / ISO 13485

    MD 548540 / ISO 13485

  • FM 597440 / ISO 9001

    FM 597440 / ISO 9001

    理学機器の製造

  • FM 597440 / ISO 9001

    EMS 745661 / ISO 14001

    ※不妊治療用関連機器の
    製造における管理部門業務